VTuber活動をするうえでハンドトラッキングができると一気にアバターの表現が広がります。
ハンドトラッキング、つまり手の動きをアバターに反映させる技術です。
現在のVTuber界隈で最もコスパ良くハンドトラッキングできる機材がLeapMotionになります。
この記事を読めば、LeapMotionの事がそれなりに分かるようになります!
LeapMotionってどんな機材?
【国内正規代理店品】 Leap Motion 小型モーションコントローラー 3Dモーション キャプチャー システム
VTuber活動をしている人の中でもLeapMotionというワードを聞いたことが無い人は少なくないでしょう。
LeapMotionは赤外線センサーで手の動きを捉えて、アバターに反映させるための機材です。
元々はパソコンなどの端末に直接触れずに操作できる、タッチパネルの代用のような形で使われる想定だったデバイスだと思います。
マウスやキーボードといった入力デバイスの立ち位置だったわけです。
VTuberとして活動する際のアバターの手を動かすために使うなんてことは本来想定されていなかったはずですが、実際に使ってみるとそのトラッキング精度は非常に高くコスパも悪くありません。
結果、それなりに多くのVTuberが購入するに至っています。
実際に私が使ってるやつです。
Amazonとかで売ってるスマホを固定するやつだと幅が足りないので、GBAのソフトで調整してます。
消しゴムとかで調整してる人も居るみたいなので、適当なもので幅調整するといい感じ。
スマホブラケット AFUNTA ネックレス式 スマホホルダー
専用のアタッチメントを作って販売している人も居るみたいなので、今から購入するならそちらの方が良いかも?
LeapMotion用ネックマウンタ
LeapMotionのスペック
LeapMotionはUSB接続するデバイスで、電源もUSBからの給電になります。
重さは32gと比較的軽いので、肩掛けでも十分使えます。(長時間使うと普通に肩コリになりますが)
サイズなどは販売ページなどを見れば書いてありますが、ゲーマー目線で見るとゲームボーイアドバンスのソフトを一回り大きくしたくらいの感じです。
トラッキング範囲は150°×120°で最大検出距離が60センチとなっているため、体の前で手を動かす分にはそれなりにカバーしてくれます。
また、私は買った後に気づいたのですがfpsが120も出ているようで、トラッキングはかなり滑らかです。
トラッキング自体が外れることはありますが、動いている途中で指がカクカクしているなんて事は経験上もありません。
具体的にどんなことが可能になるの?
最も真価を発揮するのは3Dアバターによる動画や配信でしょう。
3Dアバターは元々ちゃんと手まで作られていますから、LeapMotion対応アプリを使えばほぼ調整なしで手を動かせるようになります。
機材としてもLeapMotionを用意するだけなので、例えばグローブ型のハンドトラッキングデバイスなどと比べるとめちゃくちゃ着脱が簡単です。
日常的にライブ配信を行っている3DアバターのVTuberには非常にマッチしていると言えます。
例えばペットボトルのキャップを開ける動作なんかも見て分かるレベルに反映されます。
(もちろんペットボトルのモデルを用意していなければ、見た目はパントマイムみたいになりますが)
また、最近はLive2Dモデルでもハンドトラッキングに対応する流れができつつあります。
Live2DでもLeapMotionでハンドトラッキングを行うケースがあります。
尤も最近はWEBカメラだけでハンドトラッキングまで完結させるケースも増えてきたので必須デバイスというわけではありません。
やはり一番相性がいいのは3Dアバターでの活用でしょう。
その他のハンドトラッキング方法
先ほども少し触れましたが、現在はWEBカメラだけでハンドトラッキングするケースも増えてきました。
LeapMotionを別途購入しなくて良い点は大きなメリットと言えます。
とは言っても対応アプリの問題や、トラッキング精度の問題もありますので、一長一短といった感じでしょうか。
VR系で言えばグローブ型のハンドトラッキングデバイスもあります。
こちらは非常に高価で、10万円以上するのが当たり前です。
ただ、カメラ映像と違ってセンサーで指を直接関知するのでカメラ位置などを気にせずに使えます。
また手が重なるような場面でもしっかりとトラッキングできるという強みがあります。
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