なかなか伸びない個人VTuberがチャンネル登録者を増やすにはどうすればいいの?

VTuber活動において、困るポイントは大きく分類すると3つだと考えています。
技術的な問題、金銭的な問題、そしてチャンネル登録者数や再生数が伸びないの3つです。

今回は伸びているチャンネルの傾向などを踏まえて、伸ばすためにはどうすればいいのかを考えていく記事になります。

個人VTuberが伸びる要素

先行者

VTuber流行り始めの頃から活動している人は当然伸びるチャンスが今よりも圧倒的に多かったです。
その頃に知名度を稼いだ結果、今でも多くのファンを抱えているというケースは少ないないです。

当然ながら、これに関しては再現性がほぼ無いので、今から真似するのは非常に難しいと思います。
例えば全く新しい動画や配信のプラットフォームが出てきて、そこで最初期から活動してサービス自体が伸びるなんてケースは考えられますが、宝くじみたいなレベル感になってしまいます。

個人で黎明期から活動して有名になったVTuberと言えば、ねこますさんが浮かぶ人も多いと思いますので一応動画をはっておきます。

陽キャ

これ実はかなり重要な要素です。
別の言い方をすればコミュ力が高い人ですが、コミュ力が高ければ高いほどコラボ配信がやりやすいです。
コラボが数字を伸ばすのに有効なのは皆さん知っていると思います。

また、現実世界でもコミュ力が高い人の周りには人が集まりますが、VTuberでもその点はあまり変わらないです。
VTuberとしての見た目は、配信や動画を見るきっかけにはなる一方で、視聴を継続するかどうかはコンテンツ力又は中の人を好きになれるかどうかの2点で判断されることがほとんどです。

この項目で具体例を挙げるのはちょっと難しいですが、個人勢VTuberで有名な人に本格的にコミュニケーション能力が低い人はほとんど居ないと思います。

専門・特化

VTuberに限った話ではありません。
YouTubeの仕組み上、既にチャンネル登録者数が多いチャンネルの方が検索や関連動画に出やすくなっています。
後追いのチャンネルで対抗するには、特化して専門的なチャンネルを作る必要があります。

例えばゲームも歌も何でもやります!というチャンネルではジャンルがバラバラなので非常に弱くなります。
これがゲーム特化になれば多少は改善しますが、それでもまだまだ弱いです。
私の場合なんかはスプラトゥーンという単一タイトルに絞ると数字が伸びやすいですし、VTuber界隈で見ればAPEXに完全特化しているとかそのレベル感での特化チャンネルに勝機があります。

ゲーム以外でも、専門職だったり語学が得意だったりといった武器があれば、特化チャンネルで数万人規模のチャンネルを作れる可能性はぜんぜんあると思います。

APEX特化で伸びているVTuberと言えば渋谷ハルさんが一番有名でしょうか。
VTuber向けの大規模な大会運営もしています。

本格的に特化してるチャンネルも具体例として1チャンネル紹介させていただくと、犯罪学動画を投稿している方なんかも居ます。
元々専門的な仕事をしていたり、趣味としてかなり高いレベルに居るものなどがあれば特化チャンネルは本当に強いです。

なんかバズった

何らかの理由によって、動画などが急速にシェアされて知名度が上がることがあります。
ぶっちゃけ狙ってバズらせるのはめちゃくちゃ難しいです。

それでも、ある程度打率を上げていく工夫はできます。
具体的にVTuberでバズった例を挙げると、私の知っている範囲だと7時間セミのモノマネをしてバズった配信などがあります。

結局のところ何がバズるかは誰にもわからないので、他の人がやっていない事を何でもやってみるのは大事です。
何かしらでバズった後にはそのネタを擦るのも数字を狙っていくなら必要だったりもします。

また、配信を中心に活動している人はハプニングなどが起きた場合に、自ら切り抜きを投稿していくという動きも必要かもしれません。
切り抜きをしてくれるかどうかは運次第ですが、別に自分で切り抜いて投稿してもいいわけです。

切り抜き自体も自分のチャンネルでショート動画などで出しても良いですし、ニコニコ動画に投稿するというのも有効です。
実際にそういった流れで伸びている動画もあります。

SNSの使い方がうまい

YouTubeなどの動画プラットフォーム上での活動だけでなく、SNSの運用が上手いという方向で伸びている人も居ます。
VTuberと言えばTwitterとは非常に相性がいいのは周知の事実だと思います。

Twitterでも面白いツイートを日々している人や、リプライでの交流などを頻繁に行っている人はフォロワーが伸びやすいといった傾向があります。
また、Twitterにもアナリティクスがあるので戦略的に伸ばしていくことは可能です。
インスタやTikTokを上手く活用して知名度を上げていくというルートも考えられます。

TikTokからYouTubeへ視聴者を流すというのは最近ではVTuberに限らず非常に増えています。
Twitterで言えば、動画投稿時にTwitter向けのショートバージョンの動画を用意して、続きが気になるような構成にしてYouTubeに流すといった工夫をしている人も居ます。

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