今回は3DモデルのVRMアバターにマウス・キーボードの操作を反映できるVTuber向けアプリのVMagicMirrorを紹介します。
ゲームパッドの操作にも対応しているのでゲーム配信にも非常に相性が良いです。
この記事を読めば、VMagicMirrorの基本的な使い方がわかります!
目次
VMagicMirrorのダウンロード
BOOTHにて無料配布されています。
ページを開くと0円のものと100円のものがあると思いますが、100円の方はブースト(おひねり)用なので、初めてダウンロードする場合は基本的に0円の方で問題ないです。
ZIPファイルになっているので、ダウンロードが完了したら解凍します。
解凍するとインストール用のexeファイルが出てくるので、ダブルクリックしてインストールします。
インストール時には特に難しいこともないので、画面の指示通り言語設定やショートカットアイコンを作成するかどうかを決める程度で完了します。
VMagicMirrorにVRMを読み込もう
VRoid等のVRMアバター作成ツールで出力したファイルや配布されているアバターをダウンロードして用意しておきます。
無料で使える!フリー配布されているVRM形式の3Dモデルのアバターをピックアップ
ローカルに保存してある場合は、「PC上のファイルをロード」から任意ファイルを読み込みます。
VRoidHub連携もしているので、そちらにアップロードされているアバターも利用できます。
アバターを読み込むとこんな感じになります。
VMagicMirrorの基本的な設定をしよう
「配信」タブでだいたいの設定が完了します。
基本的には「リップシンク」をオンにして、マイクの入力で口の動きを反映します。
「顔をトラッキング」ではWebカメラを指定して表情を反映させます。
これでアバターの基本的な動きに関しては設定完了です。
カメラの位置は「フリーカメラモード」にチェックを入れます。
アバター表示されているウインドウ上で右クリック長押しでドラッグ、ホイール長押しでドラッグを行って調整できます。
「デバイスのレイアウト」ではマウスの位置とキーボードの位置を調整することが可能です。
VMagicMirrorはパーフェクトシンクにも対応
VMagicMirrorはパーフェクトシンク対応のアプリです。
「Ex.Tracker」の「外部トラッキングを有効化」して「パーフェクトシンクを使用」にチェックを入れます。
パーフェクトシンクを利用するには「iFacialMocap」との連携が必要になるので、対応端末でアプリを用意してIPアドレスを入力して「Connect」を押します。
パーフェクトシンクに関しては別記事を参照してください。
VRoidで出力したVRMアバターを簡単にパーフェクトシンク対応にするアプリ「HANA_APP」解説
背景透過にも対応
基本設定からクロマキー合成用に背景色の設定ができます。
その他に「背景を透過」という機能があるので、ここを有効にするとデスクトップマスコットみたいに表示できるのですが、これを配信ソフトでゲームキャプチャして透過色を有効にすると簡単に合成ができます。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
VTuber活動をするなら知っておきたい、クロマキー合成と背景透過について
実際に背景透過でテスト撮影してみた動画
ウェブカメラによるハンドトラッキングについて
ウェブカメラで手元を撮影することで、手の細かい動きを反映させることができます。
ただし、基本無料のVMMで唯一有料の機能になります。
有料版はVMagicMirror Full Edition(2500円)を購入すれば利用できます。
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.