VTuberを目指している人の多くはLive2Dモデルでの制作を想定していると思います。
3Dモデルは作るのが難しく、機材も高額なものが必要という印象があるからでしょう。
実際には人によっては3Dモデルの方が制作ハードルが低い可能性もあります。
今回はVRM形式の3Dアバターが簡単に制作できるVRoidの導入方法と解説をしていきます。
この記事を読めばVRoidを導入して3Dアバターを作る方法がわかります!
目次
よくありそうな不安について
3Dモデルを作るのってお金がかかるんじゃないの?
VRoidは無料で使えます。
VRoidで読み込めるテクスチャ(肌の色や着せ替えできる服のデータ)は個人が販売しているものもあります。
無料のものや数百円~2000円程度までのものが大半ですので、めちゃくちゃお金がかかるという事はありません。
モデリングって難しいんじゃないの?
最低限パソコンの操作や画像編集ができないと難しいと思います。
ですが、VRoidは一からモデリングするのではなく、素体は数値をいじって調整するだけです。
実際の作業としては、髪の毛とテクスチャの編集くらいなので、デジタルイラストに触れたことがある人ならわりと大丈夫です。
髪の毛に関してもベースに手を加える形なら、初めてでもある程度形になると思います。
VRoidの導入方法
ダウンロードしよう
まずはVRoidダウンロードページを開きます。
STEAM版、Windows版、MacOS版とあるので、自分の環境に合わせてダウンロードしましょう。
例えばWindows版をダウンロードした場合はEXEファイルになっていると思うので、実行してインストールします。
STEAM版の場合はダウンロードするとライブラリに入るので、他のゲームやアプリ同様の扱いで大丈夫です。
VRoidを起動してみよう
インストールが完了して起動するとこんな画面が出てきます。
私の場合は正式版・β版で既に色々作っているのでアバターが表示されています。
(服を着せていない状態のアバターがあったので一応モザイクにしてます。)
左上に新規作成があるので、クリックすると男女どちらのアバターを作るかの選択が出てきます。
任意の性別を選んでアバター作成を開始できます。
アバターを作ってみよう
細かいテクニックなどは別途記事にするので、とりあえず今のところは適当にアバターを作ってみましょう。
基本的にはプリセット(ベースとなる見た目)を選択して組み合わせて、手直ししていく流れでそれっぽいアバターは簡単に出来上がります。
顔を作ろう
顔タブでは全体の雰囲気を選択できます。
更に画面左にあるアイコンから、目や口といったパーツ単体を入れ替えて組み合わせることができます。
髪型を決めよう
髪型タブからは髪型を選択できます。
こちらも全体的な髪型に加えて前髪や後ろ髪といったパーツごとに組み合わせることもできます。
β版では基本的に髪は一から作るしかありませんでしたが、製品版ではデフォルトで用意されている髪型も豊富です。
前髪のようにパーツを選んだあと画面右の「髪型編集」から編集することが可能です。
髪型の編集については長くなるので、より詳しい内容は別途記事にする予定です。
体型を決定しよう
体型タブでは体型に関するパラメーターを設定できます。
スライダーを動かして好きな見た目にすれば良いだけなので、ゲームのキャラクリみたいなものだと思って大丈夫です。
アバターを保存して出力しよう
保存の方法
画面左上の横線が3本並んでいるマークをクリックするとメニューが出てきます。
名前を付けて保存すればOKです。
一般的なソフトウェアと同じような感覚で問題ありません。
完成したアバターを出力しよう
アバターを出力するには画面右上にあるカメラアイコンの隣、アップロードアイコンみたいなものをクリックするとメニューが出てきます。
VRMエクスポートを選択すると、ローカルに完成した3Dアバターを出力できます。
VRM形式なので、対応しているアプリケーションで読み込めば動かすことができます。
VRoid Hubへアップロードを選ぶと、VRoidのモデルをアップロードして自分用もしくは共有できるアバターとしてクラウドに保存されます。
連携しているアプリケーションであれば、VRoidHub経由で読み込むことが可能です。
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