Live2Dモデルを動かせるアプリ「VTubeStudio」の基本的な使い方解説

最終更新日2022年5月1日

VTuberとして活動するにはアバターを動かすアプリが必須です。
Live2Dのモデルを動かすアプリは様々ありますが、高性能なアプリで利用者も増えているVTubeStudioの使い方を紹介していきます。

この記事を読めば、VTubeStudioの基本的な使い方がわかります!

VTubeStudioのダウンロード

VTubeStudioはPC版(Steam)iOS版android版があります。
それぞれ対応したものをダウンロードしましょう。

無料で利用できますが、透かし非表示には課金が必要です。

Live2Dモデルを読み込もう

PCの場合

左上の人のシルエットになっているアイコンをクリックするとアバター選択メニューが開きます。
自分のモデルをインポート」をクリックするとアバターの新規読み込み方法が表示されます。

ポッポアップしてきたメッセージの右下から直接フォルダを開くことができます。
開いたフォルダにLive2Dモデルの入ったフォルダをそのまま突っ込んで完了です。

スマホの場合

まず大前提としてiOSとandroidが存在しますが、androidで使用するケースは稀かと思います。
機能を十全に使うためにはARKit要するにFaceID対応端末である必要があります。
なので、今回はiOSに絞って紹介します。

やり方自体はこんな感じで自分のモデルをインポートをタップすると表示されます。
iPhoneとPCを繋げてiTunesを介して保存する形です。

PCと接続できない場合は、iPhoneでモデルデータを直接扱う必要が出てきます。
何かしらのアップローダーやファイル共有サービスなどを利用したり、配布や販売アバターデータをダウンロードします。

基本的にはZIPファイルなどでダウンロードしてくる事が多いと思います。
用意したファイルを解凍して、VTubeStudioフォルダ内の「Live2DModels」へ移動かコピーします。

これでアバターの用意は完了です。
あとはiPhone単体で表情の反映まで可能です。

メニューは×をタップすれば消すことができ、ダブルタップで再表示できます。

プロ版の購入は必要?

基本的な利用は無料版で可能ですが、透かしを非表示にしたり一部機能の解禁には課金が必要です。
また、個人利用でない場合は商用利用時にプロ版を購入する必要があります。

どうやら個人利用であれば無料版でも収益を得て問題なさそうです。

有料版の購入についてはPC版とスマホ版での差異もある点に注意です。
PC単体で使う場合はあまり課金する意味がないのですが、スマホ+PCといった使い方の場合は機能制限があるので課金する必要性が出てきます。
更にPC版での課金は1500円ほどですがスマホの課金は2800円くらいします。

背景透過について

VTubeStudioでアバターを動かす際には背景を設定します。
背景に任意の画像などを設定することも可能なので、アプリ上だけで画面レイアウトまで完結させることも可能です。
とは言え大抵の場合はクロマキー合成などをすると思いますが、VTubeStudioでは透過をそのまま扱えます。

メニューアイコンの上から2番目を開いて、ColorPickerで好きな背景色にできます。

この画面の「透過」をオンにすればアプリ側の透過処理設定は完了です。
キャプチャする側の設定については別記事で解説しています。

VTuber活動をするなら知っておきたい、クロマキー合成と背景透過について

カメラの設定

スマホ版単体での利用の場合は特に設定せずに動かせると思いますので、今回はPC版に絞って解説していきます。

基本メニューの歯車をクリックすると設定画面が開きます。
すると画面上部にアイコンがいくつか出てくるので、カメラアイコンをクリックするとカメラ設定に移動します。

今回は検証のためかなり古いWebカメラを繋いでみましたが、問題なく動きました。
「カメラを選択する」から手持ちのWebカメラを選択してトラッキングすればアバターを動かすことができます。

この際に課金していないと透かし表示がされてしまうので、気になる場合は課金して消すことができます。

更にVTubeStudioではPCとスマホを連携して、スマホのカメラでアバターを動かす事ができます。
WEBカメラを持っていなくてもPCで動かす事ができる他、iPhoneでのトラッキング精度はかなり高い点も連携のメリットです。

ただし、連携して動かすには課金が必要になります。
無料版では時間制限があるので動かすテスト程度のことしかできません。

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